女性の薄毛や抜け毛の悩みは周囲に相談する相手もいないことが多い。

インターネットで子どもや孫に検索してもらって、薄毛治療や育毛剤を探している人も多いのではないでしょうか？

多くの人が目にするキーワードがあります。

それが、「ミノキシジル」

ミノキシジルについて詳細情報を確認すると、以下のようなフレーズも出てきませんか？

「副作用」

「継続すること」

今回の記事では、ミノキシジルについて解説していきます。

ミノキシジルとは

ミノキシジルとは、男性用、女性用ともに薄毛治療や育毛剤に配合されている成分。

作用

もともと高血圧治療の内服薬として開発された成分。

しかし、臨床試験の時、服用した患者の中に多毛症の症状が認められたことから、発毛剤の成分として開発にシフトしました。

日本国内では、大正製薬がスカルプDのシリーズで採用していることで有名です。

壮年性脱毛症における「脱毛（抜け毛）の進行予防」の効果、効能が認められている。

副作用

以下のような副作用が懸念されています。

• 初期脱毛
• 腎臓への影響
• 肝臓への影響
• 動悸や息切れ
• 赤ら顔
• 多毛症
• むくみ
• たちくらみ
• 頭痛
• かゆみやかぶれ

特に、髪の毛以外の体毛が増えてしまう「多毛症」を経験する方は、薬を使い始めてから、医療脱毛など違う治療も相談しなければいけないほど苦労をしているケースもあります。

健康な方が利用する際には、高血圧の薬ですので、効果が強く出てしまうことで、立ち眩み等の症状が起こる場合もあります。

 

女性のミノキシジル使用注意点

女性の中でも以下のような方は注意が必要です。

• 妊娠の予定がある方
• 妊娠の可能性がある方

上記のような方は、胎児の心臓に強い負担がかかる恐れがあります。

女性の場合、妊娠や出産に伴う女性ホルモンの減少により、抜け毛が増えることがあります。（産後脱毛症）

第一子出産後の第二子の計画をふくめて、慎重な対応が必要です。

ミノキシジルの内服薬（飲み薬）は国内未承認薬なので注意が必要です。

外用薬は大丈夫？

外用薬とは、塗り薬のこと。

塗り薬でも循環器系の持病をお持ちの方の場合は、副作用が出る可能性がありますので、注意が必要です。

商品の選び方

ミノキシジルは、男性用と女性用が分かれていることもあります。

女性の商品は、男性用よりも濃度が薄い。

商品を探す際には、必ず「女性用」を検索しましょう。

ミノキシジルを使いたくない人は？

• 妊娠する可能性がある人は使わないほうが良い
• 血圧が不安定な人も注意が必要。
• 市販品や通販でも男性用は使えない
• 個人輸入などの海外製品は怖い

こんな風に絞り込みをしていくと、意外と女性にとって、安心して使える商品はなかなか見つかりません。

さらに、副作用まで心配をしたら、使いたくないと思う人もいます。

女性の薄毛治療を受けて、ミノキシジルの処方を受けていた方が、副作用で悩み、当サロンにご来店されるケースもあります。

副作用が出ても服用中止のみ

AGA専門クリニックに受診をした方の中には以下のような不安を抱えている人もいます。

• 副作用が出たけど「一時的だから様子を見ましょう」と言われてしばらく継続
• 副作用がおさまらないと言ってようやく「使用量を減らす」ことを提案された
• それでも多毛症や眩暈がおさまらない。

結果的に、抜け毛や薄毛の改善は見込まれないまま。

副作用がいつになったらおさまるのかを不安な日々を過ごすだけで終わってしまった。

こんなことがあるのも現実。

効果のある人もいます。

しかし、合わない時のリスクについてもきちんと自分の中で理解してから選ぶことが大切。

もし、副作用が心配だから、

• 食事改善
• 生活習慣の見直し
• 頭皮環境のケア
• シャンプー、トリートメント等の使用
• サプリメントの服用

こういう「薬以外の方法」で探したい方は、お気軽にヘッドサポートまでご相談ください。

25年の実績であなたの髪の悩みを頭皮から私生活までトータルでサポートいたします。