aga
脱毛とは何なのか第三章です!
抜け毛が気になる人に多い相談は以下のような内容。
なぜこんなことになっているのか?
原因もわからないまま一時的なものだと放置。
自分で対策をする方法として、こんなことをしていませんか?
他にも考えられることは実行したはず。
それでも止まらない抜け毛!
どうしたらいいのか?
結論としては、抜け毛を止める方法はあります。
でもその方法は、性別も年齢も症状もその人それぞれによって違います。
代表的な解決法をご紹介しています。
髪の毛は、1本単位で周期があります。
この周期をヘアサイクルと言います。
男性の場合は、3年から5年、女性の場合は4年から6年が1サイクルと言われています。
ヘアサイクルとは、以下のように分類されています。
成長期は、2年から6年
退行期が2週間前後
休止期が3~4ヶ月
それぞれの時期にどのような流れになるのかを解説していきます。
成長期とは、髪が成長する段階。髪は毛母細胞分裂により生成されます。正常な髪の成長は、1日0.3~0.4㎜、1年で約15cm伸びます。
退行期とは、成長期の終えた髪が毛乳頭細胞の働きが低下することで徐々に毛母細胞から離れていきます。
休止期は、紙の成長が止まった状態。これが2~3ヶ月続くとされています。
その次の段階は発生期となります。つまりは、毛乳頭細胞が活動を再開。
この時、新しい毛が古い毛を押し出して生えてくることによって、自然脱毛が発生します。
正常な髪の方でも毎日の生活の中で生前に100本前後が抜けているのです。
それが自然なのです。
男性と女性でも抜け毛の原因は異なります。
思春期以降の男性に見られる症状の1つ。
原因は、男性ホルモンの一つであるテストステロンの増加に伴う影響です。
メカニズム
テストステロンが毛乳頭細胞の5αリダクターゼ(酵素)と反応。
DHT(ジヒドロテストステロン)を生成する。
この発生により、抜け毛が発生する方もいます。
AGAの場合は、進行性となりますので、何も手を加えない状態で放置していると抜け毛はどんどん増加していきます。
社会人、学生を問わず、現代の日本は、ストレス化社会とも言われています。
以下のようなことが思い当たる方は、AGA以外の可能性もあります。
こうした状況があると、徐々に頭皮の環境が悪化することで抜け毛が増加することもあります。
女性の場合にも男性と似た症状もあります。
それが、FAGA(女性男性型脱毛症)と呼ばれる症状。
女性にも男性ホルモンは存在します。
女性ホルモンの分泌量が乱れることで、男性ホルモンが優位になってしまう。
このような状況になると、女性も男性型脱毛症を発症する可能性があります。
この場合の主な原因は、女性ホルモンの減少です。
ですから、早急にシャンプーなどを変えるというのが適切な対応と言えないケースもあります。
女性の場合も男性と同様にストレスや女性特有の妊娠、出産等の影響もあります。
以下のような対象が原因に関係することもあります。
他にも育児や家事で忙しい生活の中で、睡眠不足になってしまう事も珍しい話しではありません。
コロナ禍の影響もあってか、10代未成年者の円形脱毛症(10円はげ)の相談も多くなっております。
円形脱毛症には、以下のような症状があります。
生活習慣の乱れは、人によっては改善が難しいケースもあります。
しかし、以下のような内容は、少しでも自分の中でも気をつけることは可能です。
喫煙
タバコは、百害あって一利なしと言われる対象です。
頭髪に対しても血行不良の原因となることが問題点。
血行不良になると、頭髪の成長に必要な酸素や栄養素が十分に行き届かない状態になってしまいます。
他にも、体内のビタミンを破壊してしまうことが分かっています。
偏食傾向
男性も女性も不規則な生活習慣の中で、栄養の偏りの自覚がある方も多いです。
頭皮の環境が悪化したことで抜け毛が増える「脂漏性脱毛症」の原因に関連することもあります。
髪に良いとされている食べ物としては、以下のような栄養素と代表的な食材を紹介しているクリニックも多いです。
必要な栄養素 | 含む食材 |
亜鉛 | 牡蠣、レバー、納豆、ナッツ系 |
アミノ酸 | ブロッコリー、にんじん、マグロ、玉ねぎ等 |
ビタミン | レバー、大豆、ほうれん草、レモン等 |
和食で摂取できる食材は意外と多いです。
節約をしている人でもドラッグストアやスーパーで安く買える食材を上手に活用しましょう。
間違ったヘアケアは要注意!
男性も女性も市販や通販限定の商品でお試しと思って安易に選んでしまっている方が非常に多くなりました。
ヘアケアは、毎日の積み重ねによる影響が現れる。
時間差があるのでその場ではわからないまま使ってしまう事も多いです。
心配な方は、一度専門院での相談をしておくことをおすすめします。
睡眠不足は質を見直す
睡眠時間の確保が難しくなっていることも現代の日本では問題になっています。
さらに、睡眠時間の直前までスマホやパソコン等を操作している人も多くなりました。
この影響にはどんな悪いことがあるのか?
睡眠不足は、血行不良の原因につながります。
定期的な運動も大切
新型コロナウイルスの影響により、屋外の活動が制限される機会も多くなりました。
しかし、近所のジョギングをしたり、自転車など手軽にできるスポーツを行うことも大切です。
適度な運動は、ストレスの軽減の効果も期待されています。
AGA治療専門クリニックでは、「ミノキシジル」や「フィナステリド」「デュタステリド」の処方を行っていることが多いです。
しかし、一部の方には、副作用により、多毛症、初期脱毛、むくみなどによって、治療の継続を諦めてしまうケースもあります。
こうしたAGA治療薬以外にもヘアサイクルを正常化させる方法をヘッドサポートでは提供しております。
ひと昔前までは、抜け毛があれば、専門クリニックに相談することが当たり前でした。
しかし、今は違います。
薄毛に対する薬の処方は、進歩しているようで、やっていることは10年前とあまり変わっていないことも多いです。
しかし、抜け毛のタイプによっては、治療の方はそれぞれその人に合った方法をご提案する必要があります。
当サロンで行っている内容については、以下のページでご紹介しています。
参考データ
https://www.nhk.or.jp/bunken/research/yoron/pdf/20160217_1.pdf
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